クルマ選びのご参考に…Part 2
- Atelier T&T
- 2019年7月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年7月14日

メンテナンスにおける意識とお国柄の違い
・日本車メーカー
日本メーカー大手はどちらかというと一般受けを狙ったブランディングが主流です。
最効率大量生産で、そんな難しい条件下でも、誰にでも馴染む車を作ることができる技術があります。
合わせて日本には、車検制度があります。
2年に1回の車検時に整備はしっかりとやっています。
ただ車検時以外に、整備やメンテナンスでご自身のお車に触れる機会は殆ど無いのではないでしょうか。
私も含め日本人としての固定観念として、
10年10万キロで寿命になり廃車にするという考え方がありますが、
(確かに昔の車は10年も経つとボディに穴が開いてしまったりもしましたが、今の車ではそんな事はありません。)
何らかのタイミングで買い換えるよう誘導するコマーシャルを流す仕組みができています。
・輸入車メーカー
各ドイツメーカー BMW, Audi, Mercedes-bens, Porscheなどは確固たる車の方向性を持っています。
駆け抜ける喜び/プレミアム/先進デザインなど、こういったポイントで車の質を高めていっているのがドイツ車の特徴です。
もちろん各国のメーカー、スエーデンのボルボ、イタリア フィアットなど各自に個性があります。
海外では、車検制度のない国があります。
だからと言ってメンテナンスを全くしないかというとそんな事はなく、自身でショップへ車を持っていき、しっかりとしたメンテナンスを受けています。
ヨーロッパ圏では、巡航速度が200キロを超える道路も珍しくなく(ドイツ・アウトバーンなど)そんな速度域で走る乗り物をメンテナンスしない人など車検制度がなかろうがほぼ居ないのです。
当たり前ですが、そんな道をメンテナンスしていない車両で走る方が怖いですよね。
本質的な考え方で、商品の質を上げて、磨耗しダメになりそうになったら交換する。
そういう発想ですのでメンテナンスさえしっかりと行っていれば長持ちします。
故障ではなく交換時期なのです。
どんな乗り物でもしっかりと自身の車両状況を把握し、
安全に走行するだけでも、安全意識が高まりそうですね。
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